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カンボジア・ベトナムで複数作物の気候変動対策・肥料吸収効率化の実証開始へ 〜「カンボジア王国・ベトナム社会主義共和国/農業残渣を利用した地球温暖化・肥料高騰対応BS技術実証事業」が、経済産業省の令和6年度補正 グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助⾦ (小規模実証・FS事業)に採択〜

2026.03.05

 株式会社AGRI SMILE(本社: 東京都千代田区神田小川町3丁目28-5、代表取締役社⻑:中道貴也)は、2026年2月5日付で「カンボジア王国・ベトナム社会主義共和国/農業残渣を利用した地球温暖化・肥料高騰対応BS技術実証事業」が、経済産業省の令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助⾦(小規模実証・FS事業)に採択されたことをお知らせします。 本事業は、日本の農業残渣を活用したバイオスティミュラント資材を用いてカンボジア・ベトナムにおける高付加価値作物の気候変動対策・肥料吸収効率化の実証を行うものです。気候変動下においても両国における持続的農業の実現を目指します


【実証事業の背景・目的

 近年の気候変動に伴う環境変化によって、日本のみならず世界の農業が深刻な影響を受けています。また、肥料の大量投入により、土地の肥沃度が低下するなど、自然環境への影響も大きな問題となっています。肥料の大量投入は肥料価格の高騰と相まって経済効率の悪化も招いており、低肥料で持続可能な農業生産を実現する方策が社会的に求められています。

 こうした背景を受け、AGRI SMILEは、気候変動下においても収量確保と品質の維持・向上を図り、かつ低肥料での農業生産を実現するための取り組みを進めています。既報※1の通り、ベトナム北部フンイエン省で、農業残渣を用いたバイオスティミュラント資材を活用した熱帯・亜熱帯環境下でコメ生産の技術実証を実施しました※2。その結果、コメの収量が増加する効果を確認しています。

 この成果を踏まえ、この度、カンボジア・ベトナムで高付加価値作物※3に対する技術実証に取り組むにあたり、経済産業省の令和6年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業:二次公募)」に採択されました。

令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助⾦ (小規模実証・FS事業)
特設HP :https://gs-hojo-web-fspoc.jp/index.html

※1 ニュースリリース「気候変動下でのコメ収量の増加に向けたベトナムでの実証を完了」(2026年2月24日)
https://agri-smile.com/news/vietnam_paddyresult/
※2 経済産業省の令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査:三次公募)」により実施
※3 野菜、熱帯作物、穀物等

【バイオスティミュラントとは】

 バイオスティミュラントは、植物への接触により植物に刺激を与えて、植物自らの作用を促す資材の総称です。バイオスティミュラントを植物に散布すると、植物の「生理機能」に刺激を与えます。植物の組織はその刺激を受けて、自ら生理機能を活性化して、環境ストレスを乗り越えるための体づくりを行います。その結果、栄養成分の取り込みや利用効率を改善したり、高温などの環境ストレス(非生物的ストレス)に対する耐性を改善します。

 バイオスティミュラントは、地球温暖化による栽培課題の対策として期待されており、特に欧米では、気候変動対策による普及が拡大しており、2012年に、世界で初めて政府関連文書として、欧州委員会(European Commission)が、バイオスティミュラントの基礎となる定義を発表して以降、バイオスティミュラントに関わる定義やルール化が進められてきました。日本では農林水産省が2025年5月30日、農業者にとって効果のあるバイオスティミュラントを安心して選択・使用できる環境を整えるため、事業者がバイオスティミュラントを取り扱うに当たって留意すべき事項を取りまとめた「バイオスティミュラントの表示等に係るガイドライン」を策定しています。

バイオスティミュラントの定義はこちら

【株式会社AGRI SMILE 概要】

代表者:代表取締役 中道 貴也
事業内容:農産業DXサービス、脱炭素に資するバイオテクノロジーの開発及び提供
設立:2018年8月31日
所在地:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3丁目28-5 axle御茶ノ水102
会社URL:https://agri-smile.com/

 AGRI SMILEは、「テクノロジーによって、産地とともに農業の未来をつくる」を経営理念に据え、豊かな経験を持つ産地と、進化を続けるサイエンステクノロジーを融合することで、環境に優しい魅力あふれる農業の実現に取り組んでいます。国内最大規模の産地ネットワークを活かし、データサイエンス技術による農業DXソリューション、最先端バイオテクノロジーによる生産技術、産地のブランディング支援などを展開しています。また、技術創出の源泉であるアカデミアの交流を活発化するプラットフォームを提供し、社内外で技術を連携させています。今後も、産地と調和した革新的なサービスを通じて、笑顔(SMILE)のある未来を創造し続けてまいります。

【本リリースに関するお問い合わせ】
publicity@agri-smile.com